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OFFICIAL NOTES

OFFICIAL NOTES

2003年のリリースだったサード・アルバム「Wonderful」からの流れより、ダブルにとっては企画色も強かった昨年の"another side of DOUBLE"的な作品集、「Life Is Beautiful」からの流れに乗った方がこの新作"Rock The Party"は鮮烈に響くように思う。と言うのも、この"コンフォーター"と、"パーティ・ロッカー"との役柄をごくスムースに切り替えられる辺りもダブルのアーティストとしての"リアリズム"でもあるからで、コントラストの妙とでも言うか、こんなにもR&B的な美学をすんなりと体現されてしまうと、彼女に自然と根付く器量と感覚の違いを改めて痛感せざるを得ない。

 更に、その"パーティ・ロッカー"ぶりも、「今度はこう来たか!」と驚かせてくれるほどに、サプライズたっぷりな所も如何にもダブルらしい。そんな "Rock The Party"は、U.S.のメイン・ストリームでも鳴り響くレゲェ~ダンス・ホールや、クラブ・ラテンのフレイヴァを巧みにミクスチュアし、ところがレゲェトンにはほんの少し脇目を振るに留めて、頑丈なR&Bへと仕立てたアップデート感バリバリのダンス・チューンになっている。ダブルの策士ぶりが良く表れているのは、オルケスタ・デ・ラ・ルス・バンドをフィーチャーすることで単なるプログラミングによるスクエアでいて直線的なパワー感を敢えてセーヴし、生々しい広角的なグルーヴを手に入れてしまっている所で、このコラボレーションが実ったことによって、音空間は破格に瑞々しく、破格に躍動しまくっている。

 そう。ダブルが演じるR&Bはいつも"破格"なのだ。

 "破格"なのは何もプロダクションに限った話じゃない。相変わらず敏捷性の高いヴォーカル・ワークや、リード・ヴォーカルとコーラスとのパーカッシヴなコール&レスポンスに濃縮されたダブル的なる世界も"破格"なら、ゲストに招かれたBOY-KENの強烈無比なキャラクターと大らかに渡り合えてしまうところなどもダブルの"破格"な器量のなせるワザだろう。

 一方、カップリング曲の"The Love On Fire"はエキゾチックなムードの中で、彼女の歌声が終始煌めき続けるダブル・ファンにとっては堪えられない作品のハズで、しなやかに折り重なるコーラスの芸術的な美しさも含めて、この神秘的な世界はダブル・ブランドとしても最高峰に位置付けられるものだろう。カップリング曲と言ってしまっては余りにもったいない個人的には"リリース即ダブル・クラシック"とまで言ってしまいたい傑作である。

 今回のシングルを起点として、ダブル4枚目のフル・アルバムは果たしてどこまで成熟した表情を見せてくれるのだろう。アルバムを待望させるという意味では、今回のシングルほど期待感を煽ってくれた作品は今までになかったかもしれない。

JAM


flcf-4087
「ROCK THE PARTY」
■2005.11.30 Release
■CD Sg ONLY FLCF-7101 ¥1,050(incl.tax)
■CD Sg+DVD FLCF-4087 ¥1,575(incl.tax)
2アイテム同時リリース
CD Sg ONLY
1.ROCK THE PARTY
♪試聴
2.THE LOVE ON FIRE
♪試聴
3.ROCK THE PARTY -STUDIO APARTMENT REMIX-
♪試聴
4.ROCK THE PARTY [RADIO MIX]
♪試聴

CD Sg+DVD
●ROCK THE PARTY VIDEO CLIP
Windows Media
●MAKING / INTERVIEW
(Sgは上記と同内容です)



OFFICIAL NOTES  必見 著名人による ダブルオフィシャルノーツ 松尾 潔   消えざる炎のごとく。 池上尚志 SUMMERTIME feat.VERBAL JAM ROCK THE PARTY 松尾潔 BIRD'S EYE 内村順一 DOUBLE HISTORY


 




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