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OFFICIAL NOTES

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DOUBLEの新曲は超サマーアンセムなパーティーチューン!
この夏の定番になりそうなキュートなミディアムR&B!



 この人の才能というかセンスというか目の付けどころというか。その凄さにどれだけの人が気付いているのだろうか。DOUBLE=TAKAKOのセンスはいわゆるJ-POPというところに最初から、ない。デビュー当時から常に「R&B」であることが彼女にとってのアイデンティティであり、それは音楽のみならず、彼女自身の在り方までが「R&B」なのだ。アメリカの女性R&Bアーティストたちがそうするように、TAKAKOも大胆に肌を露出する。そこに自分を最も魅力的に見せるスタイルがあると思うからだ。今年4月にリリースされたシングル「SPRING LOVE」での大胆なセミヌードは話題となったが、その姿はただただ美しかった。つまりはそういうことなのだ。

 DOUBLEの新曲「SUMMERTIME feat. VERBAL」は、m-floのVERBALをフィーチャーした、タイトル通りのまさにサマーアンセム。ミディアムテンポなのに陽気でアッパーなフィーリングのトラック。シンプル極まりないビートとレトロなシンセサウンドはインパクト十分。CDをプレイしたとき、このサウンドの意外性に度肝を抜かれることは間違いないだろう。例えば、ここ数年大ブレイクしているソカの高速ビートを3分の1くらいに落として、そのフィーリングだけを活かしたらこんな感じになるのかもしれない。また、シンプルに思えて実はかなり練り上げられているトラックのクオリティは、アメリカの大ヒット曲と比べても全く遜色ないものだ。さらに、歌メロというよりはトラックの一部を抜き出してきてメロディを構成したような、隙間だらけのメロディにも注目だ。どこをどうとっても、J-POPマナーのカケラもない。日本語で歌われていることが不思議な感じすらする。おまけに歌詞の内容がすごい。待ちに待った夏が来たから海へ行こう!

 言いたいことはこれだけ。ドラマもない。叙情性もない。例えば、朝起きたら晴れてた。気持ちいー!っちゅーのと同じである。ほとんど、これってアリなの?という世界なのだが、これがいかにすごいことか分かるだろうか。作りとしてはアメリカのラップなんかとほぼ同じ。この曲はJ-POPと同じ視点で評価すると、その価値を見誤る。何も考えずに楽しめるパーティーチューンなのに、何気にリスナーの資質を問いただしてしまう何とも罪作りな楽曲だ。CDではリミックスが1曲収録されているが、これはぜひいろんなリミックスを聴いてみたい。ちなみに、同梱のDVDには「Call Me~Emotions~Rock The Party」と最近のシングル曲のライヴ映像が収録されている。これも楽しみだ。

 また、DJ Lillyとして初のミックスCDも同時にリリースされる。2006年から始めたDJ活動の最初の成果がこのCDだ。内容は、女の子ウケしそうなキュートなR&Bやヒップホップを全28曲収録予定。女性シンガーの曲が多いというところに、彼女がどういった人たちに共感しているかなど、アーティスト性を垣間みることもできるだろう。しかし、僕らが本当に待っているのは、DOUBLEとしてのR&Bのオリジナルアルバムなのだ。今年こそはそろそろ・・・期待させてくれないかな?

text:池上尚志


flcf-4087
「SUMMERTIME feat. VERBAL」
■2007.7.4 Release
■CD+DVD / FLCF-4185 / \1,260[tax in]
●CD
1. SUMMERTIME feat. VERBAL
2. SUMMERTIME feat. VERBAL Private ATa MIX
3. SUMMERTIME feat. VERBAL (Instrumental)

●DVD "DOUBLE LIVE DOCUMENTS"
1. Call Me
2. Emotions
3. ROCK THE PARTY



OFFICIAL NOTES  必見 著名人による ダブルオフィシャルノーツ 松尾 潔   消えざる炎のごとく。 池上尚志 SUMMERTIME feat.VERBAL JAM ROCK THE PARTY 松尾潔 BIRD'S EYE 内村順一 DOUBLE HISTORY


 




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